Living Labsの世界潮流を学ぶ -Open Living Lab Days 2019 から-

世界最大のリビングラボネットワーク、European Network of Living Labs(ENoLL)は毎年、Open Living Lab Daysというグローバルイベントを開催しています。

FCAJはENoLLとパートナーシップアグリーメントを締結しており、2019年9月に開催された「Co-creating innovation: scaling up from Local to Global」に参加したメンバーによる報告会が行われました。

【日時】2019年11月14日(木)17:00〜19:00
【場所】日立協創空間(東京都港区赤坂)
【内容】発表者 沖田 京子氏(日立製作所、FCAJ-BAO)、吉田 敦也氏(テクサラダ代表、徳島大学名誉教授)、齋藤 敦子氏(FCAJ理事)、紺野 登氏(FCAJ代表理事)、他

このイベントは世界中からリビングラボの実践者と研究者が集まり、リサーチや最新動向、オープンダイアログ、具体的テーマによるディスカッション、ワークショップ、現地訪問など、多様なプログラムで構成されています。
欧州のリビングラボは400近くとも言われていますが、今年のテーマはリビングラボを地域から外へどうスケールアップしていくか、というテーマでした。
世界的にみてリビングラボが増えているスペイン、市民主体のオープンイノベーションが盛んなフィンランド、他にも様々な都市、地域で実践されているリビングラボや俯瞰的な研究成果などが共有されました。 FCAJメンバーからはこまつしまリビングラボや岩見沢市の北大COIの活動などが共有され、最後のオープンディスカッションでは、日本におけるリビングラボの可能性について意見交換が行われました。

リビングラボについては、FCAJが発行している「WISEPLACE Living Labs」をご参照ください。

ENoLL はFCAJとパートナー提携をしております。