第16回 トポス会議を実施いたしました

2022年4月6日、オンラインウェビナーにて、第16回トポス会議「新生命産業の共創~構想力が築く未来」を開催、国内外から300名を超える登録者の中から250名の参加者を得て、大盛況のうちに終了しました。開催内容を報告いたします。

タイトル:第16回トポス会議「新生命産業の共創 〜構想力が築く未来」

日時:2022年4月6日(水)16:00〜19:15

会場:ZOOMオンライン

主催:一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)、WorldWiseWeb(w3i)

協賛:富士通(株)、一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)、アステラス製薬(株) 、TDK(株)、コクヨ(株)

協力:The New Club of Paris(NCP)、Open Innovation Lab of Norway (OIL)、Sundred、EcosyX Lab

言語:日本語、英語(同時通訳あり)

武部先生からは、個人ベースの医療をテーマにInventionとFearlessの重要性をお話しいただき、エイミー氏からは、生物学とデジタルの融合がもたらす未来産業のインパクトについて紹介いただきました。
その後のTopos1では、倫理に基づく目的が社会的価値と経済的価値を統合する役割を担うことが話され、Topos2では、新しい意味や文脈を作ることのできる利他的意識と精神性を備え、場を繋ぎ越境できるインタープレナーが求められていることが議論されました。
最後のtopos3では、新生命産業はウェルビーイングや倫理観といった価値からなっているとすると、従来の定義における「産業」とは異なる意味における新しいエコシステムが重要であることが話されました。そして野中先生からは、科学技術よりも芸術や人間性が優先されること。新生命産業の共創とは、私たちの生き方や存在意義を問うことであり、実践的な知恵、賢慮が重要であること。相互主観性、共感に基づく知的戦いの場(トポス)の重要性などが語られました。

当日の議論のサマリーは、下記よりダウンロードしてご覧いただけます。
(PDF形式 371KB)