WORK PLACEからWISE PLACEへ

 

20世紀の工業化社会から情報社会、そして、21世紀は知識創造社会が到来し、私たちの働き方は常に変化し続けています。特に、インターネットをはじめとしたテクノロジーの進化、気候変動など地球規模の課題、人口動態変化などを背景に、ビジネスモデルと企業・組織のあり方が根本から問われています。

21世紀型の社会、知識経済社会では、「個」によるネットワークが価値を生む共創が必要不可欠です。これまでのワークプレイス(働く場)から、知を共創していくワイズプレイス(知識創造の場)へのシフトが求められています。

 
 
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WISE PLACE

 

共創による知識創造の場となるのが、WISE PLACEです。
FCAJでは仮説を立てる「フューチャーセンター」、プロトタイプを試す「イノベーションセンター」、社会実験を行う「リビングラボ」の3つのタイプの場を連携させ、イノベーションを興し続けるエコシステムの形成に挑戦していきます。

 
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Future Center

フューチャーセンターは、産学官民の垣根を越えて未来の視点から共に構想し、実践への仮説をつくる場です。

機能:問いをつくる、未来を構想する
主体:行政・企業・大学
やること:立場を越えて、長期視点で議論する

1社では解決できない複雑な問題や、中長期にわたる社会課題などに対し、産学官民の垣根を越えた未来の関係者が集まり仮説を作る場です。未来志向の創造的な対話からテーマをつくりイノベーションの種を探求します。官民、地域の連携が前提のもと、興味のあるオーナーがリーダーシップを発揮して、テーマを推進します。

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Innovation Center

イノベーションセンターは、自社の技術やリソースを活用して、外部共創によるイノベーションを推進する場です。

機能:プロトタイピングする
主体:企業
やること:技術やリソースを使って具体的にする

主に企業が自社の技術やリソースをオープンにして、試作を作り外部共創によってイノベーションを生み出す場です。単なる技術の展示ではなく、自社の技術をオープンにすることによって、外部の知を取り入れる開発プロセスを実践し、素早く試して改良し続けながら、顧客と共にプロダクトやサービスをつくりあげていきます。

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Living
Lab

リビングラボは、実際に人々が生活する街のなかで社会実験を重ね、仮説検証を行う場です。

機能:社会に実装し、アップデートする
主体:市民・大学・行政
やること:できたものを生活の中で試してみる

企業や組織の中ではなく、実際に人々が暮らす街で社会実験を行い、検証する場です。コンセプトやプロトタイプなどを試し、仮説検証を繰り返しながらプロダクトやサービス、ビジネスモデルを共創していきます。

 

3つの場の連携

これら3つのタイプの「場」がお互いの共通のテーマで連携することによって、リソースとナレッジの共有化が進み、イノベーションの興るスピードが高まります。

結果、ソーシャルイノベーションとビジネスイノベーションが同時に興こり、社会の変化に対応できる柔軟で持続的なエコシステムが形成されます。

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