FCAJ構想の場「サーキュラーソサエティ」分科会の開催

FCAJでは、中長期的な重要課題をテーマに、社会構造を変革するコンセプトをデザインし実装につなげる活動を「構想の場®︎」と称して、有志のメンバー企業と分科会を開催しています。

そのテーマの1つでもある「サーキュラーソサエティ」では、物質的な循環のみならず、サービス、デザイン、社会資本、知的資本まで射程に入れた生態系への負荷の小さい社会を実現するためのコンセプトデザインと社会実装を目指しています。

今年度は3回実施してきましたが、サーキュラーエコノミー・ダイアグラム等も活用しながら、参加企業が自社の事業活動を、環境貢献や環境負荷などに分類しながらマッピングしていき、循環型社会の全体像を把握してきました。

全体像の中で各社のポジショニングが見えてくると、以下のような連携の糸口が見えてくることがわかりました。

・連携案1)自社の環境貢献のノウハウを他社へ展開
・連携案2)自社が今後やりたいことを他社と共同で実施
・連携案3)バリューチェーンの全体最適のために他社の環境活動にも貢献するように自社の事業活動を見直し

2022年2月15日の第4回分科会では、上記の結果も参考に改めて循環型社会を俯瞰しながら、具体的な連携案を探り、2022年度には具体的なコラボレーションの実現を目指します。