【開催報告】12/19 アカデミー「共創のデザインと実践」を実施しました

今年度のFCAJアカデミーでは、オープンイノベーション2.0人材をテーマに、過去2回は以下のトピックを扱いました。

・6月:第1回「自身の使命感やダイナモ力を呼び覚ます」(FCAJ仙石理事)

・9月:第2回「自社の目的を踏まえ社会課題を解決するビジネスを構想する」(FCAJ小原理事)

その第3弾として、12月19日に「共創のデザインと実践」をテーマに実施しました。

共創のデザインとは何か?場から関係性・アイデアを生み出し実践していくにはどうすればよいか?FCAJのマイスターである田村 大さん(リ・パブリック)と、フューチャーセンターの黎明期から共創を支援してきた筧 大日朗さん(フューチャーセッションズ)のお二人をお招きして、産官学民共創のプログラムやファシリテーション、共通目的の設定などソフト面を中心に、対話形式で進めました。


<当日のプログラム>

・15:00 オープニング
・15:05「共創の仕組みづくり」((株)フューチャーセッションズ 代表取締役副社長 筧 大日朗氏)
・16:00「共創の実践 〜オープンデザイン」((株)リ・パブリック Co-CEO 田村 大氏)
・16:50 休憩
・17:00 ラウンドテーブル「産官学民共創のデザインと実践」(筧氏、田村氏、MC:FCAJ齋藤氏)
・17:20 グループ対話
・17:50 振り返り
・18:00 終了

<「共創の仕組みづくり」(フューチャーセッションズ 筧 大日朗氏)>

フューチャーセッションズの筧さんからは、自分ごと・会社ごと・社会ごとの接点からありたい姿を描くことや、共創の3ステップ、組織変革を促進する文化変容装置、問いによってステークホルダーを変えるなど、共創を持続可能にするプラットフォームについて事例を交えながら紹介いただきました。これを実現するには、行動やマインドの中核要素である「共創態度」を組織・個人に根付かせ、それらを支える具体的な機能的仕組みとして「共創360(共創DX、共創人財、共創空間、共創プロセス)」をデザインし、実践することが鍵です。