イノベーションには「何のために」という目的が欠かせません。過去に成功したいくつものイノベーション・プロジェクトがそのことを示しています。
企業がイノベーションを起こすために、どのように目的を創造・形成し、また、それらの目的マネジメントすることでプロジェクトを成功に導くことができるのか(成功の確率を高めることができるのか)。FCAJ目的工学研究所は2012年に出版プロジェクト(『利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか』)として立ち上がり、現在の「目的ベースのイノベーション 」の先鞭をつけ、その後一般社団法人FCAJ・FCAJアカデミーのユニットとして活動しています。目的に基づく経営、目的を媒介にしたイノベーションプロジェクトマネジメントなどを対象に「目的工学」を研究・実践しています。
●FCAJ目的工学研究所パートナー
紺野 登
FCAJ代表理事
島 裕
FCAJ理事・アカデミー担当
武田 正利
FCAJ目的工学研究所パートナー
株式会社電通国際情報サービス(FCAJ会員)執行役員
●目的工学エバンジェリスト
安藤 正行
FCAJマイスター
沖田 京子
FCAJ BAO
唐澤 英安
データ・ケーキベーカ株式会社
活動概要
FCAJ目的工学研究所はFCAJアカデミーの活動として下記を行っています。
1)目的工学ワークアウトを通じた目的工学の普及、実践支援
目的工学ハンドブックを活用したワークショップ形式での学習・研修とプロジェクト・ミーティング支援を行います。
2)研究活動
目的工学を用いたイノベーションを起こす方法論について協働型研究を行います。
3)メディア
研究および活動内容を各メディアを通じて発信します。
『利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか』
(紺野登/目的工学研究所)
英『エコノミスト』誌は、2013年のビジネス・トレンド・ベスト10の一つに「利益から目的(“From Profit to Purpose”)の時代である」というメッセージを挙げました。そのための新しいフレームワークが「目的工学」です。会社の究極の目的とは何か?――この単純で深遠な問いを掘り下げます。(ダイヤモンド社 2013/3/29)
『WISEPLACE INNOVATION 目的工学によるイノベーション実践手法』
(紺野登/目的工学研究所)
イノベーションを起こす「場の方法論」について包括的に著す日本初の試みとして企画された、イノベーションのためのレシピ本です。
イノベーションプログラムの実践的な取り組みに必要となる「場の工学:協業のための境界融合の場」と「目的の工学:目的に向けた臨時的共同体」の2つについて、実際の事例なども交え詳しく解説しています。
SNS
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