Z世代と未来への投資

Z世代(ミレニアル世代に続く新たな世代ー1996年〜2012年の間に生まれた世代)への関心が世界的に集まっています。その理由は、この世代は間も無く世界人口の最大のセグメントになり、その社会的関心の高さやデジタル社会への親密度から、今後のイノベーションのための指針となると考えられているからです。

このZ世代に限らず、FCAJではウェルビーイングなどのテーマをメンバーと共有しつつ、次の社会のため、どのようなテーマや分野に「投資」(お金だけでなく、アイデアや協業のための努力)すべきかを考えています。いうまでもなく、産学官民が連携していくべきものは社会のシステムを変えるようなイノベーションです。

FCAJの調査(一般モニター)では、私たちがまずなすべきことは「地球環境修復へのスクランブル」でした。そして、概ね現在の自分の生活については満足していても、4分の3ほどは今の日本の社会に満足していない、とも答えています。そして、将来のことを考え、実践していきたいと若い世代は考えています(最近の若者は保守的、という論調は必ずしも当てはまりません)。

世界がZ世代で動きつつあるなか、日本は少子高齢化のために世界の半分ほどのZ世代しかいないのです。ですからZ世代との対話、「リバースメンタリング」などにも取り組んでいます。