デザインの構想力
Design Conceptualization
デザインの構想力
Design Conceptualization
いまや企業が連携して社会とつながっていく、オープンイノベーション2.0が一層重要になっています。そこでは社会や顧客の機会やニーズを企業の資源と繋げていく場を通じて、
デザイン思考をはじめとして、デザインという知的資源をいかに有効活用するかが鍵となります。ただしデザインと言っても現代はかなりその範囲や意味合いが広くなっています。
たとえばデザイン思考などは一例ですが、それも20世紀のデザインから生まれたものです。では今後それはどうなっていくのか?
さらにはデザイナーの役割も、イノベーションのみならず組織開発などでもその領域が広がってきています。この100年近く、産業・経済の発展やイノベーションに大きく関わってきたデザインの本質とは何でしょうか。あるべきビジョン・コンセプトを描き、必要な要素を組合せ、設計することも一つでしょう。
FCAJでは改めてデザインと産業や経営との関係に向き合い、FCAJメンバーのデザイン部門・資産を可視化することで、デザインという軸で社会的テーマが繋がり、新たなオープンイノベーション(2.0)の促進に結びつくのではないかと考え、デザインラボ活動を展開しています。
ACTION
・シンポジウム「デザインの構想力〜デザインマネジメント4.0」
エコシステムのためのデザインや、新たなデザイン人育成のためのカリキュラム、デザインマネジメント4.0 などをテーマに、産学官から12名のゲストとのクロストーク。
・デザインラボ2022 レポート(サマリー)
2022年度、FCAJで行ってきた研究活動「デザインラボ」のレポートサマリを発行いたしました。